【佐世保大塔店】今月の店長のオススメ(2023年10月)

単行本

タイトル
怪談和尚の京都怪奇譚 妖幻の間篇
著者
三木大雲
出版社
文春文庫

怪談を通して仏教の教えを分かりやすく説いてくれる怪談和尚こと三木住職。
毎年出版されるシリーズもこれで6弾目となります。
怖い話は勿論、予知夢や狐の恩返しなどの不思議な話が全4章で構成されています。
自身が体験した話、人から聞いた話、どの話も面白いのですが個人的には和尚が住職を務める光照山蓮久寺の改修工事に纏わる話が好きです。
ホラーを求める方には物足りないかもしれませんが怪談を読んでいるというよりお坊さんの説法を聞いているような、ちょっと考えさせられる一冊です。

 

コミック

タイトル
夜子とおつとめどうぶつ
著者
石田万
出版社
講談社

コミュ症で人付き合いが苦手なイラストレーター夜子。
ある日、ランチをするために入ったカフェにはシマちゃんというラテアートが得意な猫のカフェ店員さん。
夜子が住んでいる町は動物達が普通にお店で働く不思議な町だった。

他にもティッシュ配りをするシロクマや保育士のパンダ(+子パンダ)
交番にいるミーアキャット等のおつとめどうぶつが沢山。
こんな町に住んでみたい!!登場する、おつとめどうぶつがみんな可愛すぎます!!
動物好きな方には是非、読んで欲しい一冊です!!

 

雑誌

タイトル
ガラスペンとインクの楽しみBOOK
著者
しろくまななみん
出版社
ワニブックス

デザインが豊富でガラス特有の透き通った感じが綺麗でお洒落なガラスペン。
色んな色が並んでいるのを見るだけでワクワクするインク沼という言葉までできた色とりどりのインク。
そんなインクやガラスペンの関連本も沢山出版されています。
その中の一冊がこの本です。

動画などで人気のイラストレーターしろくまななみんさんの可愛いイラストと共に、基本的な道具の扱い方やイラストや文字の描き方、自身のコレクションまで、ガラスペンやインクの基礎がこの一冊で学べます。
そしてしろくまななみんさんデザインのインクが3色ついているのでペンさえあればすぐに練習ができます。