【佐世保大塔店】今月の店長のオススメ(2025年2月)

読み物

タイトル
ご縁食堂 ごはんのお友
著者
日向唯稀
出版社
三交社

有機食材を主に扱うスーパーで働く大和。
ある日、小銭を拾ってあげた子供の未来から誘われ新宿御苑の奥にある食事処『飯の友』へと訪れる。
寡黙な店主とクールな店員そして賑やかな常連客など料理も美味しく暖かな雰囲気の店を大和は気に入るもこの店にはある秘密があり…。
出てくる料理がどれも美味しそうで、未来を始めとする子供たちがとにかく可愛い!!
真面目過ぎる主人公が少しずつ変わっていこうとする姿にも応援したくなります。

美味しい料理ともふもふ、可愛いがたくさんの癒されたい方にオススメです。

 

コミック

タイトル
27歳OL、異世界で遊女の管理はじめます
著者
山田肌襦袢
出版社
株式会社KADOKAWA

残業中に頭を打って気付くとそこは乙女ゲームの世界
でもヒロイン転生などではなく吉原を舞台にしたゲームの遊女を管理する悪役モブの遣り手婆
しかもそのゲームは始めたばかりで知識もストーリーも基本的な事しか分からない
一歩でも間違えればバッドエンドの状況で遣り手は生き残ることができるのか!?
綺麗な作画と乙女ゲームあるあるにくすっとしたり主人公の行動力に驚いたりと面白く、最後は少し切ないです。

そして主人公もヒロインも攻略対象もメインキャラが良いキャラしてます!!

 

児童書

タイトル
めっきらもっきらどおんどん
著者
作者:長谷川摂子 画:ふりやなな
出版社
福音館書店

タイトルだけだと?なこの絵本
ある日、かんたが大声でめちゃくちゃな歌を歌うと木の穴に吸い込まれ
そこでへんてこな三人組と出会います。
仲良くなったその三人組と楽しく遊んでいたかんたですが…。

作者の長谷川摂子さんが柳田国男の研究や日本に伝わる信仰や文化に影響を受けたという一冊。
神隠しのような不思議な話です。
『めっきらもっきらどおんどん』はかんたが唱えたへんてこな三人組に会える呪文。
めっきらもっきらどおんどん 個人的に声に出して読みたい日本語です。