【佐世保大塔店】今月の店長のオススメ(2021年8月)

読み物

タイトル
ヴィクトリア・ウィナー・オーストウェン王妃は世界で一番偉そうである
著者
海月崎まつり
出版社
講談社

「ヴィクトリア・ウィナー・グローリア公爵令嬢!君との婚約は破棄だ!」
大広間に響き渡る婚約者である王子から言い渡される婚約破棄の言葉。
普通の令嬢なら泣いたり怒ったりするところだろう。

「なるほど。だが貴様に言うぞ、我は婚約破棄を許可しない」

ヴィクトリア公爵令嬢は実に落ち着き払った口調でそう言い放った。死ぬほど偉そうである。
最近の婚約破棄から始まる悪役令嬢ものかと思いきや偉そうな態度に口調、周りを巻き込む絶対王者感。
無事に婚約して婚約者が王になり王妃となってからも変わらない王よりも威厳のあるヴィクトリア・ウィナー・オーストウェン王妃。

読んでいるとヴィクトリア王妃がカッコよすぎて最早誰がヒロインか分からなくなります。

 

コミック

タイトル
臆病な伯爵令嬢は揉め事を望まない
著者
原作:白猫 作者:小箱ハコ
出版社
株式会社KADOKAWA

アメリアは侯爵令嬢ソフィア様に憧れる地味な取り巻きだった。
ある日、ソフィア様の婚約者である王太子と男爵令嬢ロゼッタの密会が発覚してしまう。
「いっそロゼッタさんに嫌がらせをして遠ざければ殿下は私を見てくれるかしら…」
このままだと憧れのソフィア様が断罪される悪役令嬢になってしまう!
ソフィアの悪落ちを回避するため趣味の恋愛小説で恋のレッスンを始めるアメリアだがソフィアと過ごすうちソフィアの弟であるルーファスから興味を持たれ始め…

婚約者に振り向いて欲しいと頑張るソフィアが可愛くてアメリアが応援する気持ちがよく分かります。
二人の仲のいい様子も可愛くて微笑ましく、ルーファスからアメリアへ向ける好意があまりアメリア本人に伝わっていない様子にもどかしく思わずニヤニヤしてしまいます。

メインの登場人物たちがとにかく可愛いです。

 

読み物

タイトル
おかしなとり すいーとり
イラスト
チャイ

スイーツ+とり=すいーとり!
好きなものと好きなものをかけ合わせたらこうなった!
甘いものと動物という作者さんの好きなものから作られたすいーとり
ケーキや和菓子、飲み物に潜んでいるお菓子なすいーとり達が可愛い画集です。

可愛いだけではなく優しい色使いに癒されます。 そして眺めていると美味しそうなお菓子や飲み物にお腹が空いてくるかも…。