木蓮は、地球上で最古の花木

ネコヤナギのようなふわふわの白銀色の産毛をまとった蕾が、春の訪れとともにその鱗片葉を脱ぎ捨てると、白木蓮はその名のとおり、純白の大きな蓮のような花を咲かせます。

白木蓮の花咲きたりと話す声 何処やらにして 日の永きかな 北原白秋

枝いっぱいに大ぶりな花を咲かせたその姿は青空に映え、見ごたえたっぷり。

近寄ると、上品で優雅な甘い香りを楽しむこともできます。思わず、花が咲いたと話す気持ちも、それを歌に詠む気持ちもわかるような気がします。

木蓮は、地球上で最古の花木といわれており、1億年以上も前から今のような美しい姿を見せてくれていたようです。平安時代以前に漢方薬として渡来し、今は、花粉症の症状緩和のための生薬としても使われているそう。

その育てやすさから、日本各地で植栽され、街路樹や公園の木として目にする機会も多い白木蓮は、その美しさと香しさで、心と体の両方を癒してくれます。

本は心のごはんです。

ほんだらけには、目に美しく、また、心の栄養ともなるステキな本がございます。公園を散歩し、花木を見て春の訪れを楽しむように、本を手に取り、そのページをめくってみませんか。本のソムリエであるわたしたちは、本との出会いを楽しむことで、みなさまに心の安らぎを感じていただきたいと願っています。

お時間がありましたら、お近くのほんだらけへお立ち寄りください。本のソムリエが、ステキな本を取り揃えて、あなたをお待ちしております。

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