【銅座店】今月の店長のオススメ(2021年1月)

読み物

タイトル
十角館の殺人
著者
綾辻行人
出版社
講談社

十角形の奇妙な館が建つ孤島を大学ミステリ研の7人が訪れた。
館を建てた建築家は、半年前に炎上した屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。結末に待ち受ける衝撃の一行とは?!

どんでん返しと言えばこの作品。叙述トリックによくある不自然な描写は一切なく、ストレートな文章で、違和感なく読み進めることが出来ます。
そして終盤のあの一行。完全に騙されました。記憶をなくしてもう一度読みたいくらいです。

とても読みやすいので、ミステリ入門としてもお勧めです。興味のある方は是非ご覧になられてください。

 

コミック

タイトル
百姓貴族
著者
荒川弘
出版社
新書館

「鋼の錬金術師」でお馴染みの荒川弘先生の農業エッセイコミックです。

漫画家になる前はご実家のある北海道で7年間、農業に従事されていたそうです。
その時のエピソードが、個性溢れるご家族の農業ネタとともに描かれています。

第1巻の発行から10年以上経ちますが、私たちの生活にはかかせない「食」に関するエピソードには、特に親しみやすさを感じます。
普通に生活しているとなかなか味わえない農業を、この本で疑似体験してみませんか?

 

その他:CD

タイトル
LiSA 『LEO-NiNE』

2019年に続き2020年もLiSAが音楽業界を席巻していました!

TV版『鬼滅の刃』の主題歌である『紅蓮華』は勿論、劇場版の主題歌である『炎』も大ヒット。このアルバムに『炎』は入っていませんが、『紅蓮華』は入っています。
他の曲も名曲ぞろいなのでお勧めです‼

さて2021年も、彼女が音楽業界を牽引することになるのか?

アニソンファンならずとも、注目の1年となりそうですね♪