10月27日から、読書週間が始まります。
今年の標語は、「最後の頁を閉じた 違う私がいた」です。1冊の本を読み終えた時のあの心地よさは、本好きにとってたまらないものではないでしょうか。
わたしが最初に「読了」の楽しさを感じた本は、「モモ」だったと思います。ドキドキする展開に心躍らせ、はやる気持ちを抑えながら、頁をめくる。少しむずかしい言葉に出逢えば、意味を調べながら読み進める。分厚い本の最後の頁を閉じたとき、子どもながら、達成感のようなものを感じたことを覚えています。
読書は昔から癒しの方法として考えられていました。1日30分以上の読書で、生活の満足度や自己肯定感が高まり、精神を安定させる効果があるそうです。特に登場人物に感情移入をすることが出来る、小説(フィクション)は、癒しの力が強いと言われています。さらに、最後の頁を閉じるときに感じるあの「達成感」は、ストレスの軽減にもつながります。
『本は心のご飯です』 色々な種類の本をバランスよく読むことは、栄養を考えて日々食事をすることに似ています。
本のソムリエであるわたしたちは、本を通じ、みなさまに心の安らぎを感じていただきたいと願っています。お近くにお越しの際は、ほんだらけへお立ち寄りください。