笑門来福

旧年中はご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
本年も変わらぬご愛顧のほど、お願い申し上げます。

正月(むつき)立つ 春の初めに かくしつつ 相し笑みてば 時じけめやも

(正月を迎える春の初めに、こうして相まみえ笑みを交わしあうのは、いつでも楽しいことでしょう)
天平勝宝2年(西暦750年)1月5日、大伴家持が部下の館で催された宴で詠んだ歌です。1,200年以上前の新年会での一幕ですが、現代のわたしたちにもすんなりと通じます。

ほんの数年前は、「忘年会や新年会」「家族や親せきの集まり」はおろか、「実際に顔を合わせて笑い合う」こともむずかしい時代でした。いまこうして、この歌を「今も昔も変わらないな」とか、「相まみえて笑みを交わしあう」ことを「ふつう」と感じられることを、とてもありがたく思います。

日本は、豊かで深い文字文化を積み重ねてきた国です。時代と共にいろいろなものが移り変わっても、普遍的なものはきっとある。それを知り、伝えていく力が「本」にはあると、ほんだらけは信じます。

「本は心のごはんです」

夢と希望と感動を与える「本」に、実際にふれて、出会うことが出来る場所として、末永くご愛顧いただけるよう、努めてまいります。ほんだらけは、あなたの街の古本屋です。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。スタッフ一同お待ちしております。

お正月キャンペーン開催いたします。

ほんだらけは、元旦から営業いたします。

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