「この一行に逢いにきた」

読書の秋ですね。今月末には、秋の読書週間が始まります。毎年、10月27日~11月9日までの期間、開催されているこの「読書週間」。今年の標語は「この一行に逢いにきた」です。

〔春は、あけぼの。〕

〔国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。〕

〔吾輩は猫である。名前はまだ無い。〕

 〔下人の行方は、誰も知らない。〕

〔罰がなければ、逃げるたのしみもない。〕

〔僕の記憶は80分しかもたない。〕

〔春が二階から落ちてきた。〕

〔私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う。〕

〔この世があまりにもカラフルだから、ぼくらはみんないつも迷ってる。〕

書き出しが印象的な名作。作中の名文。あっと驚く最後の一行など、「心に残る一行」と出会ったことはありませんか。「琴線に触れる言葉」に出会ったことがある方も、そうではない方も、ぜひこの秋は、「この一行に逢いにきた」と思えるような、読書体験をしていただければと思います。

「本は心のごはんです」

本のソムリエであるわたしたちは、本との出会いを楽しむことで、みなさまに心の安らぎを感じていただきたいと願っています。お時間がありましたら、お近くのほんだらけへお立ち寄りください。本のソムリエが、ステキな本を取り揃えて、あなたをお待ちしております。

☆読書はローコスト・ハイリターン☆

昔読んだ本が、今になって新しい感動を与えてくれたり、1冊の本をスタートに、数珠繋ぎのように気になる本が次々に生まれてきたり。発売されたばかりの本も、100年前に書かれた本も等しく、『今』あなたと出会うことで、生まれる何かがきっとあります。読書って、本当に楽しくって、おもしろい!

ぜひお近くのほんだらけにお立寄りください。本のソムリエが、あなたにぴったりの本を準備して、お待ちしております。