【福岡宗像店】今月の店長のオススメ(2023年12月)

コミック

タイトル
氷菓
著者
米澤穂信
出版社
角川文庫

私はこの小説をテレビアニメでみてから原作小説が気になり読み始めました。この小説のジャンルは「日常の謎」と呼ばれているもので、いわゆるミステリーのような大きな謎はありませんが、日常で少し気になるようなことを主人公の折木奉太郎と好奇心旺盛な同級生の千反田える達が解決していきます。ミステリーらしく散りばめられた伏線が最後に回収されるという爽快感もありつつ、学園モノのためあのころの青春感も味わうことが出来ます。普段あまりミステリーを読まない方や学生の方におすすめの作品です。

 

コミック

タイトル
鵺の陰陽師
著者
川江康太
出版社
集英社

幼少期から「幻妖」と呼ばれる生き物が見える体質だった主人公夜島学郎は高校に入り、ひょんなことから「鵺」と名乗るサブカル好きな幻妖に出会う。その鵺から学郎は力を与えられ幻妖退治を頼まれることになって、、、

この漫画は大筋としては王道バトル漫画です。しかしこの漫画の魅力は「なんか変なところ」です。会話の節々や主人公のリアクション、モブに至るまで所々が変です。初めは何だこの漫画は!と笑っていましたが、今ではその変さが癖なってしまっています。

王道なバトルもありラブコメ展開もありギャグもある。そんな独特な読み心地なこの漫画、ぜひ読んでみてください。

 

その他:Blu-ray

タイトル
STEINS;GATE
販売元
メディアファクトリー

2010年の秋葉原で厨二病を患い、用途不明の発明品をつくる「未来ガジェット研究所」を設立した主人公の岡部倫太郎。彼はひょんなことからタイムマシンを作ってしまう。好奇心に駆られる岡部であったが、彼には多くの悲劇が待っていて… 正直この作品は12話付近までそこまで面白いとは言えません。しかしその後の話は目まぐるしい展開で目を話せません。いわゆるループものですが、ラストは私が見たアニメの中でも1位2位を争う面白さだったと思います。月並みな表現ですが正しく「記憶をなくして観直したい」作品です。未視聴の方は事前情報を入れずに観てみてください!