私達が食べているお肉は、どんなふうに食卓に届くのか。誰も教えてくれない、食べ物と命の大切な関係。
食肉の話だけではなく、被差別問題などを子供にもわかりやすい文章で解説しています。
人間が1年間に食べている膨大なお肉の量。屠畜のやり方。穢れや差別の歴史……。
作中にはリアリティーがある描写や、気分が悪くなる表現もありますが、「大切なのは知ることだ」という作者の言葉がある通り、本書は様々な問題に目を背けず、向き合うことへの必要さを学ばせてくれます。お子様方に読んでいただいて、食事の有難さ、命の大切さを感じ取ってもらいたいです。
高1・中2の兄弟の母である漫画家・月野まるさんのエッセイコミック。
バチバチ反抗期真っ只中の長男と、甘えんぼでお調子者の次男との日々の生活を綴っています。「アニメが録画されていない」と言ってはぶち切れ、頼みごとをするときには「ねー、そこの親ぁ……」と呼びかける。とにかく生意気であるにもかかわらず、どこか可愛く感じてしまうのは、月野先生の愛情深い「母親フィルター」を通して描かれているからなのかもしれません(月野先生曰く、「長男は猫」「次男は犬」なんだとか)。
でも、私も昔はこうだったのかもなぁ(笑)
面白さの中に自分の過去を顧みて反省した作品です。
1971年公開のフランス・イタリア・スペイン共作映画。
当時の日本映画を代表する三船敏郎・ハリウッド映画を代表するチャールズ・ブロンソン・
フランス映画を代表するアラン・ドロンといった世界3大スターが共演した異色の西部劇です!
1870年日米修好の為に日本からやって来た日本国大使一行が乗る特別列車が、西武名うての盗賊団のボスであるリンク(チャールズ・ブロンソン)と相棒のゴーシュ(アラン・ドロン)一味に襲われ、大統領への献上品である宝刀を奪われてしまう。
ゴーシュに裏切られたリンクは、大使の護衛である黒田重兵衛(三船敏郎)と協力し宝刀奪還の為に旅立つこととなる。当初反目し合っていた2人は、旅を続けるうちに、不思議な友情を育んでゆくのだった……。
「西部劇に侍」「ガンアクションとチャンバラ」というミスマッチが楽しめる映画です!
日・米・仏の3大スターの豪華共演作品をお見逃しなく♪