この言葉を目にしただけで、自然とあたまの中によみがえる、秋のメロディ。「日本の四季」は大きく変化し、「秋」はほんのひと時。「夏」がどんどん大きくなった分、「秋」はどんどん小さくなって、瞬きするほどに短いものとなってしまいました。
1年の中でももっとも過ごしやすいと言われるこの季節。あなたは今年の秋、なにをしますか?
窓を開けてのお昼寝 散歩 スポーツを楽しむ 紅葉をみにいく 金木犀の香りをかぐ ピクニック 片付け 大物の洗濯 衣替え 大好きな「秋物」を着る 美術館にいく ドライブ カフェのテラスでお茶をする 秋の味覚をたべる とにかくゆっくりする そして、『読書』。
今月末には、秋の読書週間が始まります。毎年10月27日~11月9日に開催されている「読書週間」の、今年の標語は「こころとあたまの、深呼吸。」
酷暑を乗り切ったいま、「こころとあたま」に、ほっと一息。ゆっくり休息を楽しみませんか?
古くから読書は癒しの方法として考えられており、古代ギリシャの図書館の扉には、「魂の癒しの場所」と書かれているほどでした。
「本は心のごはんです」
本のソムリエであるわたしたちは、本との出会いを楽しむことで、みなさまに心の安らぎを感じていただきたいと願っています。お時間がありましたら、お近くのほんだらけへお立ち寄りください。本のソムリエが、ステキな本を取り揃えて、あなたをお待ちしております。
昔読んだ本が、今になって新しい感動を与えてくれたり、1冊の本をスタートに、数珠繋ぎのように気になる本が次々に生まれてきたり。発売されたばかりの本も、100年前に書かれた本も等しく、『今』あなたと出会うことで、生まれる何かがきっとあります。読書って、本当に楽しくって、おもしろい!
ただ、古本との出会いは一期一会。ステキだな、と思った本が常にあるとは限らないのが、古本の世界。「おもしろそうだな」と思える本と出逢ったなら、ぜひ手に取ってみてください。その本は、あなたを新しい世界へ誘ってくれる本かもしれません。