【時津店】今月の店長のオススメ(2025年9月)

読み物

タイトル
星月夜の夢がたり
著者
光原百合
出版社
文藝春秋

32篇の小説集。鯰江光二さんの挿絵が入った絵本のような大人の童話たちです。幻想的なものからホラー・ミステリーのような暗く切ないもの、ロマンチックなものなどさまざまなものがこの一冊で楽しめます。帯にあった、宝石箱のような絵本というキャッチフレーズも納得の一冊です

 

コミック

タイトル
アタゴオル
著者
ますむら・ひろし
出版社
スコラ

学生の時に読んでいた何度でも読み返したくなる作品の一つです。

傍若無人で意地汚く、問題児。それなのに何故か憎めない。異彩を放つ主人公(?)のヒデヨシが一番好きです。とんでもないことが起こっても物語の最後には、ほっこりとしてしまう不思議な独特の世界観と魅力的なキャラクターが繰り広げる作品です。

 

その他

タイトル
ゆうれい猫ふくこさん
著者
廣嶋 玲子
出版社
岩崎書店

商店街の超人気アイドル猫・ふくこさん。ふくこさんはある日車にはねられてしまい、幽霊になってしまいました。まだまだ成仏できないふくこさんは商店街でのんびりとしていましたが、たまたま見かけた近所の女の子・夏美の様子がおかしいことに気づき、跡をついていくことにしたところ…。

これからますます暑くなる季節、かわいい幽霊の本を読んでちょっぴりヒヤっとしませんか?