7月。時の短さ、日本の長さを感じます。

6月も終わり、1年の半分が過ぎ去りました。梅雨明け宣言のバトンが次から次へと渡されていく様子を見ていると、小さな国でも日本列島の「長さ」を感じます。梅雨が終わると、いよいよ本格的な暑さの到来ですね。

夏の暑さに体が慣れていないいまは、夏バテになりやすい季節。昔の夏バテと言えば、暑さによる「食欲不振」や「不眠」が中心でしたが、冷房が根付いたいま、症状にはそれに「冷え」も加わっています。
冷たいものや、つるっと食べられる麺類は、食欲不振の強い味方です。でもそれ「ばかり」摂っていると、体を冷やし、ますます食欲不振に繋がっていく可能性が・・・。スーパーやコンビニに行くと、美しい夏野菜などの旬のものや、夏バテ対策のアイディア商品がたくさん並んでいます。それらを体に優しく、バランスよく摂るよう心掛けるだけで、この夏を健やかに過ごせる可能性が高まります。せっかく太陽の光が、海や山をいつも以上に美しく照らしてくれるこの季節。夏バテなんて、している場合じゃありません!

ほんだらけには、夏バテ対策の料理雑誌や、健康についての本だけではなく、夏を心から楽しむための旅行雑誌や、生活を彩る音楽など、夏を楽しむためのノウハウが多数ございます。ぜひ一度お近くのほんだらけへお越しください。

☆今月のおすすめコーナー☆「お弁当」コーナー(銅座店)

日本の伝統的携帯食「弁当」。世界各国に携帯食の文化はありますが、「花見弁当」「紅葉狩り弁当」「重箱弁当」「幕ノ内弁当」「仕出し弁当」「駅弁」「キャラ弁」など、日本には、様々な場所でシチュエーションごと「弁当」を楽しもうという心意気があります。

弁当文化がこれほど進化した背景には、「冷めてもおいしい日本のお米」の力があったともいわれています。旬のものを、彩りよく、美しく、機能的に小さくして愛でる、日本人ならではの美学やこだわり。それらがギュッと詰め込まれた「弁当」は、日本の漫画やコミックを通じ、パリやアメリカでブームを巻き起こしました。小さなフルコースともいわれるその彩の華やかさ、多様性、栄養バランス、機能性から、今や「BENTO」という単語は世界各地へと広まっています。

日本文化のジオラマ「弁当」を、毎日の携帯食にしているだけなんてもったいない! せっかくならこの夏、お弁当を持って、どこかで想い出を作りに出かけませんか?