江戸時代、早咲き桜で「お花見」開始

花見と言えば桜、桜と言えば3月から4月というイメージがありますが、それはあくまで染井吉野の開化時期。早咲き桜は2月から開花します。

江戸時代は、早咲きの桜から始まり、山桜、枝垂れ桜、遅桜、江戸時代の終わりには染井吉野も加わり、1か月ほどかけて様々な種類の桜で花見を楽しみました。

お酒や花見弁当を持って行って行われる「花見」がこれほどさかんになったのは、江戸時代、徳川吉宗の時代からと言われています。

享保の改革で贅沢が禁止された時代、少し郊外の桜の名所を作り、体を動かすことで、ストレスやエネルギーを発散させていたそう。また、川沿いに桜が多い理由として、享保の改革の施策の一つ、治水対策として川沿いに桜を植えたそうです。お花見で人を集め、川岸の土手が踏み固められ、自然に土手の決壊を防ぐ手立てとしたと言われています。

歴史を紐解くと、川沿いの散歩も楽しくなりますね。今年はいつもより少し早く、桜の季節を始めてみませんか。

ほんだらけには、目に美しく、また、心の栄養ともなるステキな本がございます。公園を散歩し、花木を見て春の訪れを感じるように、本を手に取り、そのページをめくってみませんか。本のソムリエであるわたしたちは、本との出会いを楽しむことで、みなさまに心の安らぎを感じていただきたいと願っています。

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