最近雇ったメイドが怪しい。そいつは両親が亡くなり、沢山いた使用人も解雇し、もぬけの殻となった屋敷に突然現れた。
大好きな坊ちゃまをからかうメイドと、素直な想いが口に出てしまう坊ちゃまのラブコメディです。
人間界最強の勇者(男)と様々な知識を持つ魔王(女)が魔王城で対峙した。
魔王は戦いではなく別の新しい景色を探したいと提案する。自分の存在に疑問を感じた勇者は魔王の手を取り、新しい何かを共に探すことを誓う。
ファンタジーの世界観に現代知識をおりまぜて話が進んでいきます。
戦争しかない世界で二人は新しい価値感を世界に広げていきます。登場人物に名前が無く役柄で呼ばれるのも一つの特徴です。
文字数もあまり多くなくセリフが多めで読みやすい作品です。
ある所に一本の木がありました。
その木は一人の少年のことが大好きでした。
少年もまたその木が大好きで、毎日やってきては木登りをしたり葉っぱを集めて冠を作ったりして遊び、疲れると木陰で眠りました。
でも時は流れ少年は成長し、木が一人ぼっちになることも多くなりました。