【佐世保大塔店】今月の店長のオススメ(2023年11月)

単行本

タイトル
愛するよりも愛したい 令和言葉・奈良弁で訳した万葉集①
著者
佐々木良
出版社
万葉社

学校の授業などで目にする万葉集
古典なので普段は使わないような言葉遣い、表現で和歌自体は知っていても深い意味までは分からない方も多いのではないのでしょうか。
そんな方でもこの本ならなんとなく意味が分かるようになるはず。
現代語訳とはまたちょっと違い、若者言葉やその時代の首都である奈良弁で分かったような気になれる一冊。
切ない恋の歌があったかと思えば軽いナンパの歌、想いが重すぎる歌など様々で面白いです。
万葉集に興味を持つ入口としてオススメです。

 

コミック

タイトル
冥天レストラン
著者
鈴野スケ
出版社
小学館

財閥の御曹司である薔薇園蛾太郎は金にものをいわせて人生を謳歌していたところ突然交通事故に遭いあの世へと行ってしまう。
そんな蛾太郎が辿りついたのは死者を「最後の晩餐」で成仏させる冥天レストラン
身体が骨の上司骨ミちゃんに脅され強制的に働くことになるのだが…。

冥天レストランを訪れる死者たちに接していくうちに蛾太郎の心にも変化が訪れ始め
ギャグ要素が強めですが最後には泣きたくなる話が多いです。

「最後の晩餐」何を食べたいですか?

 

単行本

タイトル
いきものがたり
著者
松本ひで吉
出版社
講談社

ねこさまいぬくんの掛け合いが面白い「犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい」の松本ひで吉さんの新たな動物本です。
今回は動物全般の色々なあれこれ
色々な動物の図鑑にも載ってないような豆知識が楽しく学べます!
そして動物達もですが作者さんの高めのテンションがかなり面白く動物愛が伝わってきます。