まだまだ雨模様が続く上旬は、空気の中ですら含む水の気配。洗濯ものの心配をして、少し憂鬱な気持ちになってしまうこともあるでしょう。下旬は、燦燦と照り付ける太陽に照らされる季節。洗濯ものもパリっと乾き、梅雨とはまるで大違いの、心地よい感触を、わたしたちの手に与えてくれます。 同じ7月でもガラリとちがう、まるで相反するかのような印象を与える上旬と下旬ですが、毎日重なる小さな変化が、梅雨から夏への大きな変化へとつながっています。
雨音の 右手の雲に 夏の月
漢字の「右」「左」には、「たすける」という意味があることをご存知でしょうか。右という漢字は、神に祈る「口」と姿から生まれた字。左は、左手に「工具」を持つ姿から生まれた字。「神や天がたすける」、また、「手を貸す」という意味の「右」と、主に「サポートする」という意味がある「左」。左右の手が相互に助け合うことから、どちらも「たすける」の意味を表すそうです。
今も続く状況の「緊張と緩和」に、心が落ち着かなくなることもあるかもしれません。相反するかのような印象を与えるそれらは、けれど、突如として訪れているわけではなく、日々の小さな積み重ねが、変化として表れているということをわたしたちは知っています。
身近な人たちのしあわせの為にも、今も改善のために真摯に状況に取り組んでくれている人たちの為にも、自分にとって最良だと思える小さな変化を積み重ねていくことが、状況をよりよくするサポートとなると信じます。
ほんだらけでは、家路につくお客様に、こころやからだをたすけ、ととのえる品物をご用意しております。家に帰る前の少しの時間にでも、どうぞお立ち寄りください。 雨音聞こえる状況の中でも、月はもう、夏の色を映しています。
今までとは大きくちがう生活様式を、自主的に取り入れなければならない今、こころやからだは乱れがちです。生活リズムを整えることで、自律神経も整えましょう。そして、これまでの自分の生活を見直して、すこしステキな生き方に、ブラッシュアップしてみませんか?
食生活、こころ、身体、身なり、暮らしなど、様々な観点から、「ととのえる」ことの大切さを教えてくれる本を、こちらのコーナーには集めてみました。あなたにピッタリの本があれば幸いです。