初夏の風清らかな若葉の季節……

淡く初々しかった新緑が、青葉へ、そして徐々に深緑へと色濃く変化していきます。それとともに、日の光もその輝きを増しています。五月の空は抜けるように美しく、風の心地よさを感じることができる、まさに黄金の季節の到来ですね。

緑とは、もともと色の名前ではなく、瑞々しい様子を表した言葉だそう。こどものことを、みどり児というのは、その瑞々しさを表しています。

子の髪の風に流るる五月来ぬ (大野林火)

風薫る5月。こどもたちの楽しそうな声が空に響きます。マスクをつけていても、楽しそうに遊んでいるこどもたちを見かけると、ついつい、こどもの頃の自分のことを思い出します。外で遊ぶことも、本の世界に潜ることも、等しく輝いて感じました。

本は心のごはんです。

ほんだらけには、心の栄養になるステキな本がございます。こどもの頃に熱中した本と、また出会いにいらっしゃいませんか? 今のこどもたちも、また昔こどもだった人たちも、どちらも楽しめる本が、ほんだらけにはあります。瑞々しい心のときめきに、また出会いに来てください。

本のソムリエが、ステキな本を取り揃えて、あなたをお待ちしております。